【テクノNavi】清水建設、低コスト耐震つり天井開発 対策義務化で需要
東日本大震災でつり天井が多数落下した事故を契機に、国が落下によって重大な危害を生じる恐れのある「特定天井」を定義し、耐震対策が義務付けられてから4月で丸2年。清水建設は低コストの耐震つり天井溝工法「リニアブレース」を開発した。従来工法と異なり、ブレース(斜め補強材)を建物、天井板と直接連結したことで、建物の揺れと共振しにくい剛性の高いつり天井を実現した。
東日本大震災でつり天井が多数落下した事故を契機に、国が落下によって重大な危害を生じる恐れのある「特定天井」を定義し、耐震対策が義務付けられてから4月で丸2年。清水建設は低コストの耐震つり天井溝工法「リニアブレース」を開発した。従来工法と異なり、ブレース(斜め補強材)を建物、天井板と直接連結したことで、建物の揺れと共振しにくい剛性の高いつり天井を実現した。