米新聞業界でＭ＆Ａ活発化　スピンオフ進み単独生き残り困難に

　紙媒体を主体とするビジネスモデルが衰退する中、米新聞業界では合従連衡が活発化している。Ｍ＆Ａ（企業の合併・買収）コンサルティング会社ダークス・ヴァン・エッセン＆マリーによると、２０１５年は７０紙が計８億２７００万ドル（約９３１億６１５５万円）で身売りされ、Ｍ＆Ａの件数・金額は、０８年の世界金融危機以降で最多だった。