公示地価 8年ぶり上昇 訪日客増で商業地活況
国土交通省が22日発表した公示地価(2016年1月1日時点)は、住宅地や商業地などを合わせた全国平均が前年比プラス0.1%となり、8年ぶりに上昇した。前年はマイナス0.3%だった。訪日外国人観光客の増加を追い風に、商業地は大都市部を中心に取引が活発で、前年の横ばいからプラス0.9%となり、全体を押し上げた。地方にも改善傾向が広がっているが、三大都市圏や主要都市を除く地域は約7割の地点で下落しており、都市部との格差拡大が懸念される。
国土交通省が22日発表した公示地価(2016年1月1日時点)は、住宅地や商業地などを合わせた全国平均が前年比プラス0.1%となり、8年ぶりに上昇した。前年はマイナス0.3%だった。訪日外国人観光客の増加を追い風に、商業地は大都市部を中心に取引が活発で、前年の横ばいからプラス0.9%となり、全体を押し上げた。地方にも改善傾向が広がっているが、三大都市圏や主要都市を除く地域は約7割の地点で下落しており、都市部との格差拡大が懸念される。