【書評】『おしょりん』藤岡陽子・著 0 11.03.2016 23:00 Sankeibiz 1905(明治38)年、福井県麻生津村。増永五左衛門は、この地に農業以外の産業を根づかせるべく苦闘していた。そんなとき、大阪へ出稼ぎに出ていた弟の幸八が、当時はほとんど普及していなかった眼鏡に着目、村での眼鏡製造を提案する。村人たちの猛反対の中、輝く地平を求めて、2人は困難な道を歩み始めるのだった--。