ドローイング作品、評価高まる兆し

　１９６０年代以降に描かれたドローイング（単色の鉛筆やペン、木炭などを用いた線描画）作品６９点を集めた展示販売会が、米ニューヨークのドミニク・レビー・ギャラリーで２６日まで開催中だ。２０世紀の巨人、ロイ・リキテンスタインが鉛筆で描いたアイスクリームコーン、エルズワース・ケリーが鉛筆で描いた抽象作品、ジャスパー・ジョーンズが鉛筆、水彩絵の具、インクを用いた作品などが並んでいる。これらは単なるスケッチではなく、完成された芸術作品と呼べる仕上がりだ。