企業のアスリート採用増加 JOC・アスナビ利用、72社・団体で100人
8月に開催されるリオデジャネイロ五輪を目前に、そして2020年の東京五輪を見据え、スポーツ選手を“社員”として雇用することで支援に乗り出す企業が増えてきた。日本オリンピック委員会(JOC)の就職支援制度「アスナビ」を利用した入社決定の実績が72社・団体の計100人に到達。選手にとっては活動資金確保へ希望が膨らむとともに引退後の生活設計も描ける。企業にとっても実業団チームを持つほどコストをかけずに支援でき、さまざまな効果が期待できるだけに、さらに広がりを見せそうだ。