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Март
2016

病気、汚職…落ち武者のタタリ? 信長由来の「墓域」再開発で市と住民が対立

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 織田信長が16世紀後半に伊勢長島を攻めた際に抗戦した、本願寺派門徒の落ち武者が埋葬されたと伝わる三重県桑名市の「墓域」の再開発を巡り、市と地元住民が対立している。市は「落ち武者の墓」について、自治体の指定がなく法的には「墓地」と認められないとして、改葬や保存の手続きを経ることなく一帯の宅地開発を進め、6~7基あった墓は現在1基を残すのみとなっている。これに対し住民らは「開発ありきで、由緒ある墓をないがしろにしている」と猛反発。混乱が広がっているが、一方で事業に関係する職員が病気になったり、汚職で逮捕されたりし、関係者の間では「落ち武者のたたりでは」ともささやかれている。