柏崎刈羽再稼働へ“地ならし” 東電、新潟で家庭用販売検討
家庭が自由に電気の契約先を選べる4月の電力小売りの全面自由化に向け、東京電力は、柏崎刈羽原子力発電所がある新潟県で家庭用電力販売を行う検討を始めた。県内が東北電力管内のため、同原発がありながらも県民との縁は薄い。越境販売が可能になる自由化を機に県内に参入し、つながりを深める狙いだ。存在感が一気に高まる家庭用電力販売は、新潟本社の設立、県内限定CMに続く、原発再稼働に向けた大型の“地ならし”第3弾ともいえそうだ。
家庭が自由に電気の契約先を選べる4月の電力小売りの全面自由化に向け、東京電力は、柏崎刈羽原子力発電所がある新潟県で家庭用電力販売を行う検討を始めた。県内が東北電力管内のため、同原発がありながらも県民との縁は薄い。越境販売が可能になる自由化を機に県内に参入し、つながりを深める狙いだ。存在感が一気に高まる家庭用電力販売は、新潟本社の設立、県内限定CMに続く、原発再稼働に向けた大型の“地ならし”第3弾ともいえそうだ。