労使トップ会談、春闘本格スタート 賃上げ一致、働き方も焦点
経団連の榊原定征会長と連合の神津里季生会長は2日、経団連会館(東京都千代田区)で労使トップ会談を開き、2017年春闘が本格的に始まった。デフレ脱却に向け、賃上げの必要性は労使では一致するが、連合は従業員の基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)にこだわるのに対し、経団連は一時金の増額を軸にした年収ベースの賃金引き上げを呼び掛けており、この攻防が焦点だ。
経団連の榊原定征会長と連合の神津里季生会長は2日、経団連会館(東京都千代田区)で労使トップ会談を開き、2017年春闘が本格的に始まった。デフレ脱却に向け、賃上げの必要性は労使では一致するが、連合は従業員の基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)にこだわるのに対し、経団連は一時金の増額を軸にした年収ベースの賃金引き上げを呼び掛けており、この攻防が焦点だ。