車部品試作技術でロボット製作 エム・エス・ケー「出世大名家康くん」
浜松商工会議所のロボット製作チームが企画した浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」が11月初頭、お披露目された。高さ75センチ、重さ20キロのロボットで、足元の駆動部品で自走するほか、音声認識の機能も搭載し、あいさつなどの会話もできる。浜松商工会議所は、今後の成長が期待できるロボット産業を育成しようと、加盟企業から有志を募り、開発を進めてきた。製作期間はわずか5カ月。この困難なプロジェクトで中心的な役割を果たしたのが、自動車部品の試作などを手掛けるエム・エス・ケーだった。