FRB、大手8行規制を承認 長期債の発行義務化で破綻時損失吸収
米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、大手米銀が破綻しても金融システムを広範に損ねる事態を確実に防ぐため、新たな銀行規制を承認した。これにより、大手8行は破綻後の新会社で株式に転換可能な長期債を一定割合発行することが義務付けられる。この資本は、国際金融システムにとって重要な金融機関に義務付ける総損失吸収能力(TLAC)の基準を満たす上でも利用される。
米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、大手米銀が破綻しても金融システムを広範に損ねる事態を確実に防ぐため、新たな銀行規制を承認した。これにより、大手8行は破綻後の新会社で株式に転換可能な長期債を一定割合発行することが義務付けられる。この資本は、国際金融システムにとって重要な金融機関に義務付ける総損失吸収能力(TLAC)の基準を満たす上でも利用される。