シニアと介護関連の人材派遣を柱に キャリア・溝部正太社長
労働政策研究・研修機構によると2030年の労働力人口はゼロ成長に近い状況が続くと、14年に比べて787万人減少すると推計されている。一方、総務省「労働力調査」では高齢になるほど就業率が低下するものの労働意欲の高い人は少なくない。このため高齢者は、今後の労働力として注目されている。シニア人材派遣と介護施設向けに看護師、介護福祉士・ヘルパーの派遣・紹介を手掛けるキャリアの溝部正太社長は「高齢化が進む中で、将来自分たちが必要とするサービスをつくっていく」と意気込みを語る。