来年度予算要求は101兆円台 社会保障費膨らむも低金利で国債費は圧縮
平成29年度予算の各省庁の概算要求が固まり、一般会計の総額が101兆円台となる見通しであることが25日、分かった。社会保障などの経費が膨らむことで、要求額は3年連続で100兆円を超える。ただ、日銀の大規模金融緩和に伴う低金利で借金の返済に充てる国債費が圧縮され、過去最大だった28年度要求(102兆4千億円)からは1兆円前後減る。
平成29年度予算の各省庁の概算要求が固まり、一般会計の総額が101兆円台となる見通しであることが25日、分かった。社会保障などの経費が膨らむことで、要求額は3年連続で100兆円を超える。ただ、日銀の大規模金融緩和に伴う低金利で借金の返済に充てる国債費が圧縮され、過去最大だった28年度要求(102兆4千億円)からは1兆円前後減る。