首相、日本主導のTICAD出席へ アフリカ外交、独自色を演出
安倍晋三首相は25日、第6回アフリカ開発会議(TICAD)に出席するため、開催地のケニアに向け政府専用機で羽田空港を出発した。同会議はこれまで日本で開かれてきたが、今回初めてアフリカで開催。首相は演説で「質の高いインフラ」の整備推進などの支援策を打ち出し、日本のアフリカ重視姿勢をアピールする考えだ。出発に先立ち、羽田空港で記者団に「質の高い技術と人材育成でアフリカの発展に貢献していきたい。官民挙げてウィンウィン(相互利益)の関係を築いていきたい」と語った。