マイナス金利導入半年「功罪は相半ば」 住宅ローン活発化も物価は下落 日銀効果検証へ
日銀が「マイナス金利政策」を導入してから16日で半年を迎えた。市場金利の大幅な低下で住宅ローンや投資が活発になる一方、金融機関は収益悪化にあえぐ。また、消費者物価はマイナス圏に沈み、最大の目的である2%物価目標の達成は見通せない。「マイナス金利の功罪は相半ば」(エコノミスト)しており、日銀は9月の金融政策決定会合でこれまでの金融政策を総括的に検証する。
日銀が「マイナス金利政策」を導入してから16日で半年を迎えた。市場金利の大幅な低下で住宅ローンや投資が活発になる一方、金融機関は収益悪化にあえぐ。また、消費者物価はマイナス圏に沈み、最大の目的である2%物価目標の達成は見通せない。「マイナス金利の功罪は相半ば」(エコノミスト)しており、日銀は9月の金融政策決定会合でこれまでの金融政策を総括的に検証する。