GDP、強力な景気の牽引役不在 民需主導の持続的成長課題
政府が15日発表した4~6月期の国内総生産(GDP)は住宅投資や公共投資が下支えし、辛うじて2四半期連続のプラス成長を確保した。しかし、個人消費は力強さに欠けるほか、円高や海外経済失速への不安から企業の設備投資意欲は弱く、強力な景気の牽引(けんいん)役は依然不在だ。働き方や産業構造の抜本的な改革を急ぎ、市場環境などの外部要因に負けないように「民需」を強化する必要がある。
政府が15日発表した4~6月期の国内総生産(GDP)は住宅投資や公共投資が下支えし、辛うじて2四半期連続のプラス成長を確保した。しかし、個人消費は力強さに欠けるほか、円高や海外経済失速への不安から企業の設備投資意欲は弱く、強力な景気の牽引(けんいん)役は依然不在だ。働き方や産業構造の抜本的な改革を急ぎ、市場環境などの外部要因に負けないように「民需」を強化する必要がある。