日本公庫、新株予約権付融資7億4500万円 地方発ベンチャー発掘に力
日本政策金融公庫は29日、中小企業を対象にした新株予約権付融資の2015年度実績が、前年度比2.7倍の7億4500万円と大幅な伸びを示したことを明らかにした。リーマン・ショックが発生した08年度から右肩下がりで推移していたが、金額ベースでは7年ぶりに反転した。株式市場に海外から投資資金が集まり、新規株式公開(IPO)の数が増加。起業する若者や会社員が増え始めるなど、ベンチャーをめぐる市場環境が好転したのが理由だ。これを受けて日本公庫は、7月1日付で3支店に新事業の推進に携わる専門スタッフを配置。地方発ベンチャーの発掘に力を入れる。
