爆買い変調、銀座再開発に影 客単価減少、円高・中国増税響く
ことし日本を訪れた外国人旅行者が早くも1000万人を突破した。訪日客の需要を当て込み、東京・銀座では商業施設の再開発が相次ぐ。ただ、円高進行などで中国人客らの「爆買い」は変調の兆しがあり、売れ筋も宝飾品などの高額商品から化粧品や生活雑貨にシフトしてきた。消費の牽引(けんいん)役に陰りが出ており、小売業界関係者の不安は募っている。
ことし日本を訪れた外国人旅行者が早くも1000万人を突破した。訪日客の需要を当て込み、東京・銀座では商業施設の再開発が相次ぐ。ただ、円高進行などで中国人客らの「爆買い」は変調の兆しがあり、売れ筋も宝飾品などの高額商品から化粧品や生活雑貨にシフトしてきた。消費の牽引(けんいん)役に陰りが出ており、小売業界関係者の不安は募っている。