ADSムラカミが水圧駆動の介護用浴槽
ADSムラカミ(香川県高松市)は、水圧の力で昇降する介護用浴槽「らくら」を開発、受注を始めた。価格は400万円、年60台の売り上げを見込む。専用の車いすに入浴者が乗り、介助者がリフトを手元で操作して入浴する。昇降補助リフトには、水道水を動力源にした水圧システムが使われており、感電や油漏れの危険がない。操作方法も簡単。村上康裕社長は「内蔵電源を使うため大がかりな設置工事が不要。今後は安全性と便利さだけでなく、女性でも簡単に操作できることをPRしていきたい」と話す。販売を担当するヤエス(同)は、インテックス大阪で21日開幕した「バリアフリー2016」に出品している。