スマホやパソコン…世界競争の予兆 アップル副社長が大阪を初視察
米アップルのブライアン・クロール副社長が、大阪のアップルストア心斎橋で産経新聞の取材に応じ「大阪には、より多くのユーザーを獲得できるチャンスがある」と強調した。米本社の役員が大阪を視察するのは初めて。2015年10~12月期には、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の世界販売台数が前年同期比0・4%増と、過去最低の伸び率にとどまった。日本でもスマホ市場の成長が頭打ちとなるなか、スマホとパソコンを組み合わせた顧客基盤の拡大に今後の成長の糧を求める戦略が透けてみえる。