VW ゼロからスタート 排ガス不正、次期トップ「存続の危機」
ドイツの自動車最大手フォルクスワーゲン(VW)のトップである監査役会長への就任が内定しているペッチュ最高財務責任者(CFO)が、排ガス不正問題に揺れる同社の現状について「存続の危機」との厳しい認識を示していたことが分かった。同社は地元各紙に謝罪広告を掲載するなど、信頼回復に懸命だ。しかし、いったん地に落ちたイメージの回復は容易ではなく、再建への道のりは険しいものになりそうだ。
ドイツの自動車最大手フォルクスワーゲン(VW)のトップである監査役会長への就任が内定しているペッチュ最高財務責任者(CFO)が、排ガス不正問題に揺れる同社の現状について「存続の危機」との厳しい認識を示していたことが分かった。同社は地元各紙に謝罪広告を掲載するなど、信頼回復に懸命だ。しかし、いったん地に落ちたイメージの回復は容易ではなく、再建への道のりは険しいものになりそうだ。