マイナンバー漏洩対策に備え 中小ベンチャー、セキュリティーソフト商戦激化
全ての国民に番号を割り当てるマイナンバー(社会保障・税番号)制度に使われる12桁の個人番号の通知作業が5日から始まり、来年1月の運用開始が秒読みに入る中、中小ITベンチャーによるセキュリティーソフト商戦が熱を帯びている。各社自慢の技術が盛り込まれ、大手メーカー製とは一味違う製品がめじろ押しだ。マイナンバーの個人情報漏洩(ろうえい)対策は、なお3分の1以上が未対応とされる中小企業だけでなく、大企業でも対応の遅れが指摘されており、競争は年内いっぱい続きそうだ。