TPP交渉、小麦特別輸入枠新設で調整 米加豪に20万トン想定
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で、日本が米国とカナダ、オーストラリアに対し小麦の特別輸入枠を新設する方向で調整していることが9月29日(日本時間30日)、分かった。規模は20万トン程度を想定している。大麦にも同様の輸入枠を数万トン設ける。日本に輸入拡大を求める3カ国を優遇することで、譲歩を促したい考えだ。30日午後(同1日未明)に開幕する閣僚会合で決着を図る。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で、日本が米国とカナダ、オーストラリアに対し小麦の特別輸入枠を新設する方向で調整していることが9月29日(日本時間30日)、分かった。規模は20万トン程度を想定している。大麦にも同様の輸入枠を数万トン設ける。日本に輸入拡大を求める3カ国を優遇することで、譲歩を促したい考えだ。30日午後(同1日未明)に開幕する閣僚会合で決着を図る。