「牛丼=割安」価値訴求に苦戦 “劇薬”値下げで体力消耗
牛丼チェーン大手3社が9月下旬以降、牛丼の値下げキャンペーンを相次ぎ実施する。並盛り価格を50~80円幅で下げる。各社は昨年末から4月にかけて実施した値上げで客数の減少が続いており、期間限定ながらも値引きによって、遠のいた客足の回復につなげる狙い。ただ、デフレ下で過熱した値下げ戦争で「牛丼イコール割安」とのイメージが定着、価格以外の価値訴求に苦戦しているのが実情だ。
牛丼チェーン大手3社が9月下旬以降、牛丼の値下げキャンペーンを相次ぎ実施する。並盛り価格を50~80円幅で下げる。各社は昨年末から4月にかけて実施した値上げで客数の減少が続いており、期間限定ながらも値引きによって、遠のいた客足の回復につなげる狙い。ただ、デフレ下で過熱した値下げ戦争で「牛丼イコール割安」とのイメージが定着、価格以外の価値訴求に苦戦しているのが実情だ。