【開発物語】日本コカ・コーラ「ジョージア ザ・プレミアム」(2-2)
≪TEAM≫ 新商品の企画が始まるプロセスには、トップダウン型とボトムアップ型とがある。「ジョージア ザ・プレミアム」の場合は後者だった。新田祐一郎マネジャーがジョージアブランドの担当に就いたのは3年半前だが、「前任者たちが2000年代後半から、『プレミアム品を作ろう』という思いを温めていた」という。日常に密着した缶コーヒーの高級版には慎重論も強かったが、アベノミクスに伴い消費者の上質志向が広がりを見せていた13年冬、ついにゴーサインが出た。