VW、CEOの任期を延長 18年末まで、“世界一”へ経営安定狙う
独自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)は2日、ウィンターコルン最高経営責任者(CEO)の任期を2018年末まで延長する方針を明らかにした。同CEOはVW「ビートル」の設計者、フェルディナント・ポルシェ氏の孫で、以前から社内で対立していた前会長、フェルナンド・ピエヒ氏は4月に同社を去っている。同社が発表した資料によると、監査役会は16年12月で現行契約が切れる予定のウィンターコルンCEO(68)の任期延長をめぐり、25日に投票で是非を問う。