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Май
2017

ズヴャギンツェフ作にカンヌ審査員賞

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1.     カンヌで審査員賞受賞

 ズヴャギンツェフ監督のどの映画も、映画界の大きなできごとになる。前回の作品「裁かれるは善人のみ」は、第67回「カンヌ国際映画祭」で脚本賞を受賞し、第86回「アカデミー賞」で外国語映画賞にノミネートされ、第72回「ゴールデングローブ賞」で外国語映画賞を受賞した。初の長編映画「父、帰る」は、第60回「ヴェネツィア国際映画祭」で金獅子賞を受賞している。

「ラブレス(無愛)」 =Kinopoisk.ru

2.     見事な心理学的アプローチ

 

もっと読む:「リヴァイアサン」を見る5つの理由  映画評論家らは、この映画がロシアとウクライナの問題をほのめかしていると考えている。「裁かれるは善人のみ」では、汚職、ロシア正教会の影響力の強まり、国内の辺境の地の問題を指摘していたため、この映画で現在の政治情勢を示しているのかとズヴャギンツェフ監督に聞いている。本人によれば、ウクライナ情勢との類似性を除くことは難しかったという。「この隠喩はバックグラウンドのように機能している。だが、物語は人間、人の気持ちを理解できないこと、変わらぬ身勝手さ、自分のことにばかりとらわれていることについてであって、政治宣言に変わってほしくはなかった」とズヴャギンツェフ監督。