ラピダスは大丈夫か?日本の半導体産業復興のために今こそ思い起こすべき元エルピーダ社長・坂本幸雄氏の遺訓 - 経営のためのIT活用実学
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かつて赤字続きだった半導体メーカーをわずか1年で黒字化させた「半導体事業のプロ経営者」がいる。旧エルピーダメモリ(現マイクロンメモリジャパン)社長の坂本幸雄氏だ。しかし、エルピーダは世界3位のDRAMメーカーに成長しながらもやがて経営が悪化、破綻へと追い込まれる。その原因はどこにあったのか。同社の失敗から何を学ぶべきなのか。2025年3月に著書『ニッポン半導体復活の条件 異能の経営者 坂本幸雄の遺訓』を出版した、日本経済新聞 編集委員の小柳建彦氏に話を聞いた。