「もの言う株主」はなぜフジメディアHDへの投資をやめないのか?経営陣の辞任、スポンサー離れも「絶好の機会」
27日フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングス(以下、フジメディアHD)が開いた10時間以上にもわたる記者会見の冒頭で、港浩一社長と嘉納修治会長の辞任が発表された。これだけの時間を費やしても、女性社員をタレントの接待要員に使っていたという疑念は完全には払拭されず、いまだ
70社以上のスポンサーが広告出稿を停止する中、なぜアクティビスト(物言う株主)は投資をし続けるのか? 『マネーの代理人たち』の著者で、経済ジャーナリストの小出・フィッシャー・美奈氏が元フジテレビ社員としての視点を交えながら解説する。