「まるでSNS時代の予言」…20世紀の知識人「吉本隆明」の「日本人への警鐘」が今こそ考え直されるべき「驚きの理由」
SNS上での承認を求め、タイムラインに流れる「空気」を読み、不確かな情報に踊らされて対立や分断を深めていくーー。私たちはもう、SNS上の「相互承認ゲーム」から逃れられないのでしょうか。評論家の宇野常寛氏が、混迷を深める情報社会の問題点を分析し、「プラットフォーム資本主義と人間の関係」を問い直すところから「新しい社会像」を考えます。※本記事は、12月11日発売の宇野常寛『庭の話』から抜粋・編集したものです。