《ルポ売春家族》「パチ屋で因縁→美人局スナックへ」「利率は10日で5割の金貸しも」…一家を支配した「女帝」が編み出した、驚くべき「シノギの手法」
村上直哉被告(26歳)をマインドコントロールすることで、隆一さん(当時54歳)の殺害を仕向けたとして、仙台地裁に懲役28年の判決を言い渡された村上敦子被告(48歳)。謎に包まれた「女帝」は、いかにして村上家を支配し、美人局という名のファミリービジネスを一代にして築き上げたのか。現地で取材を進めるうちに、敦子被告は20代のころから周囲にいる人間を「駒」のように扱い、地元では「ヤバい女」として知られていたことが分かった。