中国で大流行、社会問題化した大学生の「夜間サイクリング」。数万人の自転車隊に政府が深刻な危機感
中国中部・河南省最大の都市鄭州で、大学生を中心とした数万人規模の若者たちが夜間、自転車に乗って約50キロメートル先の古都・開封まで湯包(スープ肉まん)を食べに行くという「ナイトサイクリング」が11月になって大流行。両市を結ぶ幹線道路を自転車が埋め尽くし、車が立ち往生する異常事態に政府が規制に動いた。だが、中国政府・共産党が危惧した本当の理由は交通渋滞のその先にあったようだ。