《「エリート女性」ほど不倫に陥りやすい》のは本当か…外資系企業勤務30代女性が、50代既婚男性と「恋人同士の関係」を続ける理由
前回記事「「パパ活」不倫に「罪悪感」も「被害者意識」も覚えないのはなぜなのか?…作家・鈴木涼美が解き明かす、現代日本の「不倫」」で「不倫」は大きく二つに分けられるという話を紹介した。一方は、金銭の授受がなければ成立しない「貧困型」の不倫、もう片方が、金銭の授受がなくても成立する「エリート型」の不倫である。「貧困型」は、いつの時代も絶え間なく続いてきた階級差を前提とした不倫の系譜であり、現在では「交際クラブ」や「パパ活」などが代表的な例である。では、「エリート型」の関係は、一体どのようなものなのだろうか?本記事は、注目の新刊『不倫論 この生きづらい世界で愛について考えるために』より一部抜粋・編集してお届けする。