大腸がんは、切除で「予後改善が期待できる」…！大腸でも、いまや開腹より多い「腹腔鏡手術の凄まじい勢いで普及」のワケ

「がん治療」の進化が著しい…。「治る病気」と認識されつつある「がん」。しかし一方で、患者側の最新医療に関する知識がアップデートされていないばかりに、貴重な時間をあまり意味のない治療に費やし、手遅れになってしまうケースも、残念ながら多い。国立がん研究センターが現時点で最も確かな情報をベースに作成した『「がん」はどうやって治すのか』から、知っておいてもらいたい最新知識をお伝えする短期集中連載。 今回は、軽度の大腸がんで行われ始めた内視鏡手術についてお伝えしよう。