病で握力がゼロに それでも僕は諦めなかった
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ある日突然、左半身が動かなくなりました。病名は“脳梗塞”。走れない。ボールも取れない。リハビリを懸命に続け、グローブを扱えるまでに劇的に回復しましたが、以前のようなレベルには戻りませんでした。でも…。決して諦めることはありませんでした。体が不自由になっても「なんとかチームの力になりたい」。大好きな野球と向き合い続けた選手がいました。(甲子園取材班 宇都宮局 鈴木ひとみ)