中学受験をする息子に夫が課した“異常なスケジュール”、妻はついに離婚を決意した
親が子どもに過度に学業を課したり、過度に結果を求めたりする ことによって、子どもに心身の苦痛を与えることを「教育虐待」という。例えば、未就学児を朝5時に起こして勉強させたり、勉強が終わらないと深夜まで寝かさなかったりいったケースがある。また、がんばっても結果が出ない子どもに対し、「どうして頭が悪いのか」、「こんな子どもを産んだのは失敗だった」等とひどい言葉をかけてしまうケースもある。こうした教育虐待の問題は、親子間の問題にとどまらず、実は、夫婦関係とも密接にかかわっている。このコラムでは、教育虐待と離婚問題について離婚協議の現場からお伝えしたい。